ハードディスクをCドライブとDドライブに分けた場合、CドライブにはWindowsやプログラムを、Dドライブにはデータを入れるのが普通です。
そして、パーティションを分けることによるメリットは、次のようになります。
l バックアップのときに、必要なパーティションだけをバックアップすれば良い。
l デフラグのときに、必要なパーティションだけをデフラグすれば良い。
l ディスクチェックをするときに、必要なパーティションだけをチェックすれば良い。
つまり、ディスク全体を処理しなくても、必要なパーティションだけを処理すれば良いので、時間の節約などになります。
さらに、万一再セットアップが必要になったときには、
l データが入っているDドライブはそのままにして、Cドライブだけを再セットアップすれば済む。
つまり、再セットアップのときにデータのバックアップを取ったりする必要がないので、時間などの節約になります。
一方、パーティションを分けることによるデメリットは、次のようになります。
l せっかくあるDドライブも意識して使わないと、全くの無駄になってしまう。
つまり、Dドライブを全く使わないでいると、Dドライブ分の容量を損してしまいます。
したがって、バックアップを取ったり、デフラグをしたり、ディスクチェックをしていない人は、「ハードディスクのパーティションを分ける必要は特に無い」と言えるでしょう。
また、バックアップについても単なるデータバックアップだけで、パーティションのバックアップなどをしない人は、「ハードディスクのパーティションを分ける必要は特に無い」と言えるでしょう。