Windowsパソコンでは、使っている内に遅くなったり、色々と不具合が出るようになることがあります。パソコンの場合、Windowsを再インストールすると、一般に動作は早くなり不具合が解消されます。もちろん、アプリケーションソフトの再インストールや、場合によってデータの移行が必要になります。時間はかなりかかり、専用ソフトやハードが必要なこともあります。
iPhone 4の場合、iTunesだけを使って、アプリケーションとデータのバックアップ、OSの再インストール、アプリケーションの再インストール、データのリストアを簡単に行うことができます。各種の設定も、自動再設定されますし、時間もあまり(私の場合は、30分ほどでした)かかりません。分かりにくいのは、iTunesとiPhone 4の場合これらの操作を『復元』と呼ぶところかもしれません。
『復元』の操作は、『注意深く慎重に』行なう必要があります。操作を誤ると、設定のやり直しが必要になったり、データが消えることがあるかもしれません。『復元』の操作については、解説されているサイトも多いので、ここでは主な手順だけを紹介します。
1.『バージョン』の「復元」をクリックします。
2.『バックアップを作成しますか?』では「バックアップ」をクリックします。
(これで、各種設定、アプリケーション、データのすべてがバックアップされます)
3.『工場出荷時の設定に・・・すべて消去されます』では「復元」をクリックします。
(2.でバックアップをしてから消去されるので、大丈夫です)
4.『このiPhoneのソフトウェアを復元中です』のメッセージ。
(OSの再インストール中と考えればよいです)
5.『再起動中』のメッセージでは待つだけ。
6.『iPhoneの設定』では「バックアップから復元」を選んで「続ける」をクリック
(これで、2.のバックアップがリストアされ、復元する前の状態になります)
7.同期が始まります。
(設定・アプリの再インストール中、データのリストア、です)
同期が完了すれば再インストールは終了です。
パスコードの再設定が必要になります。