双六を公開している途中で、いくつか面白そうな内容のものに気が付きました。
これらは、「絵双六コレクション」の「修正版 その2」にあります。
「修正版 その2」では、Macのソフトを使って、オリジナル画像の色合いを修正したものが、入っています。また、画像も少し大きくしてあります。
本日紹介するのは、大正15年1月1日発行『少女世界』第21巻第1号附録「少女ラヂオ放送双六」石黒露雄 案、砂川星路 画です。
ラジオ放送が始まったのは、大正14年3月22日とのことなので、翌年の新年号附録の双六になったのでしょう。
背景にはJOAKと書かれた建物やアンテナ塔が描かれています。
「振り出し」では、着物の女性アナウンサーがマイクに向かって「JOAKこちらは少女ラヂオ放送局であります。・・・」と言っています。
「上り」は、和服姿の家族4人が椅子に座ってテーブル上のラジオスピーカーを聞いています。