Sierraにしたときも、クリーンインストールしたのですが、このときはTime Machineからデータや設定の「情報を転送」していました。 今回は「今は情報を転送しない」を選び、設定やデータの移行などを全てやり直しました。 したがって、トラックパッド、デスクトップの表示、Finderのサイドバー、ファイル名拡張子の表示、パスバーの表示、マウスポインタを大きく、等々もすべて再設定しました。
メールも設定をし直し、今だにpopメールを使っているので、メールデータはすべて手動で移行しました。 メールデータの移行は、これまで色々と試したのですが、Time Machineからの復元が一番簡単です。 私は、保存用のメールボックスが9個あり、内3個はサブメールボックスがあります。
メールデータが入ったメールボックスの移行は、次のようにします。
まず、メールアプリでメールボックスが表示される画面にしておきます。Time Machineに入り、メールボックスがあるときのバックアップから、メールボックスを選び、復元をクリックするだけです。
これを自分が作っていたメールボックスの数だけ繰り返します。サブメールボックスは自動的に復元されます。
復元・移行したメールボックスは、最終的に「com.apple.Mail.Backup」という親メールボックスができ、その内に入ります。
これが気に入らなければ、適当な新規メールボックスを作り、整理しなおします。
「2017/10/4補足」
気が付いたこととして、メールボックスの復元は、自分が作成したものだけにした方が良さそうです。
例えば「送信済み」を復元すると、復元自体はうまく行くのですが、出来たメールボックスで削除できないものができました。
したがって、「受信」や「送信済み」などは、移行が必要ならば「このMac内」に新しいメールボックスを作り、あらかじめメッセージを移動しておくと良いでしょう。
また、クリーンインストールの前に、上書きインストールをした時点で、念のためにメールの動作を確認してから、Time Machineでバックアップをとり、これから、復元をおこないます。そのために、バックアップ作成は手動で行なっています。
「2017/11/6補足」
メールデータの移行は、「メールボックスの書き出し、読み込み」を使う方法もあります。こちらのほうが、作られたフォルダをきれいに消すことができました。
ただし、サブフォルダは書き出しされませんでした。
メールボックスが削除できないときは、2017/11/6の記事「High Sierra で、消せなかったメールボックスを削除
」をお読みください。